サービ残業はもうこりごり。銀行員なら早く退社できますか? | キャリアアップ転職術
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2015年5月1日

サービ残業はもうこりごり。銀行員なら早く退社できますか?

銀行員というと残業がないイメージですが実際はどうなんでしょうか。
編集部

残業は少なめ、残業代も支給されるが、サービス残業も含まれるというのが実情です。中小企業のサラリーマンよりも、待遇や制度はわりときっちりしています。銀行員の残業は少ないというのは正解と言えます。

銀行員の勤務時間

銀行窓口は通常9時から15時で終了します。 なので、勤務時間が少なく感じますが、窓口が締まったあとも当然仕事があります。 朝8時あたりから出社、開店準備をして、締めの業務を行い、 17時が定時、長引けばその後1~3時間ほど、19時くらいに退社するというイメージでしょう。月の残業時間は20時間ほど。 給料日などにあたる5日、10日、15日、月末が忙しい時期といわれ、 時期としては、一般の会社が休みになる土日や、正月、お盆、ゴールデンウィークなどの大型連休には休暇がとれます。

仕事内容

銀行窓口は15時に締まるので、ものすごい早く帰れるイメージがあるかもしれません。 窓口を締めたあとは17時の定時まで何をしているのか? 締上げといわれる、やりとりした金額をあわせてゼロにするという作業があります。 締上げとは、その日のお金の処理を全て計算し、最終的に合わせることを言います。 逆にこの数字が合わないと帰ることができません。

職種

総合職と一般職、営業担当というものにわかれていて、 窓口業務は、総合職の幹部候補生ではなく、特定の業務に携わり続ける一般職の社員が従事することが多いです。 営業担当は、担当エリアのお客様のところへ訪問し、定期預金や住宅ローン・年金などの相談に乗るなど、資金集めが主な業務です。

収入

東京商工リサーチが国内102行で働く銀行員の年収を調査したところ、平均約600万円、サラリーマンの平均年収は400万円なので、年収は200万ほど高いです。銀行員といっても、大手メガバンクから地方の信用金庫まで、収入の差は大きいです。大手では平均740万、地方銀行は540万と200万円の差があります。

年齢層

銀行の平均勤続年数の平均は16年、平均年齢は40歳あたりです。

銀行員の残業は少な目ですが、明らかに少なくもない平均程度でしょう。 窓口業務が終わってからが本当の仕事と言われるくらい、お金の管理にはシビアです。 そもそも銀行員への就職は、ほぼ新卒採用で行われているので、転職できるものではなさそうです。

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